2014-04-15

徳之島だより

お疲れ様です!森本@徳之島です。

1週目は、予想外に早い時期に田村先生にお会いできてびっくりしてしまいました。
そして田村先生を見送った数時間後、初体験チャンスが到来しました。

この日は私は夜はフリーだったので歓迎会という名の飲み会に参加して(私は飲酒しない人ですが)、いい感じに帰宅途中、HCC破裂の患者さんがいると聞きました。
これはチャンス!と思って待っていると案の定、沖縄の南部徳洲会病院に搬送となりました。

夜間はドクターヘリが飛ばないため、自衛隊のヘリでの搬送でした。
自衛隊ヘリは、医療スタッフは看護師さんと私の二人きりだったため、患者さんは割と落ち着いていたとはいえかなり緊張しました。
ERから救急車に乗って、いざ医師は私だけという状態になった途端、血圧低下⬇︎⬇︎
患者さんの血液型に合う輸血がないためとにかく細胞外液を入れるしかなく、輸液バッグを絞る絞る…
なんとか血圧も回復し、以降延々バイタルチェックと患者さんを励ますばかり…
ヘリコプターでは時折こみ上げてくる嘔気(それでもかなり揺れは少なかったようです)を抑えつつ、1時間15分…沖縄の光が見えて来た時にはその綺麗さに感動しました。

なんとか患者さんの引き継ぎを終え帰路につきましたが、予備で持って来た輸液の重いこと…(。-_-。)今回は酸素ボンベは自衛隊のものを借りることができたのでかなり楽でしたが…。
熟練の看護師さんのおかげで予想以上にスムーズに送り届け、帰ってくることができました。

このようなありがたい経験をさせてもらった一方で、翌日の救急当番は副院長先生がかわってくださっていました。ありがたい限りです。


先週は怒涛の午前救急で、救急車4台のうちレベル300が2台なんていう大物DAYを引き当ててしまい涙目でしたが、ERの気配を察した先生方が、別々で3人も(院内にいる常勤の先生は4人)見に来てくださいました。待てそうな患者さんは外来の先生が引き受けてくださったり、忙しい合間に見に来てアドバイスをくださったり、事後にM&Mカンファレンス風の振り返りをしてくださったりなどなど本当に支えられているなぁと感じました。多少肉体的・精神的にきつい内容でも、心が支えられていれば耐えられます。


さて話は病院から離れ…緊急搬送させてもらったために、海デビューが一週間遅れてしまいました。
去る日曜日は波があまりなかったのですが、サーフィンに挑戦しました。初めてには波が少ないくらいがちょうど良かったです。
まだまだなのですが、指導のもと一回綺麗に波に乗れた時があって、本当に気持ちよかったです!
早くもはまってしまいそうな匂いがぷんぷんします(*^^*)


来週あたり「とったどー」ができるんじゃないかと楽しみにしております。
尻切れ感がありますが、今回も長くなっちゃったのでこの辺で。
ではまた(*^^*)

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