1年次研修医 村場祐司
坐井観天
「井の中の蛙、大海を知らず」の類義語です。
先日、札幌に行ってきました。
札幌は早くも雪が積もっていて、私は何度もすべって転びそうになりました。
10月から札幌に行っていた有留先生はもう歩くのが上手になっていましたね。
今回私は、田村先生と札幌東徳洲会病院に行きました。
札幌東徳洲会病院で同期の研修医がどんな風に研修をしているのかを見に行くというのも目的のひとつでした。
札幌東徳洲会病院は研修医がうちの倍ちかくいて、スタッフドクターも多かったです。
研修医をみていて一番印象的だったのは、2年生が1年生を積極的に指導していたことです。当院では2年次の研修のスケジュール上、外の病院にいる期間が長いため、救急外来や当直などで1年生のそばに常に2年生がいることはあまりありません。そういった環境は、うらやましくも感じられました。
また朝のERカンファレンスでも2年生が司会をしていて、1年生にも2年生にも意見を求める場面がありました。
全体的に体育会系な感じでした。
今まで自分たちがやってきたことが、一番よいと思っていましたが、札幌東徳洲会病院のようなやり方もあることを知りました。
隣の花は赤くみえるものですが、これはこれでいいところとして、まねしてもいいかなと思いました。
題名のとおりですが、やはり一度外に目を向けることは大事だなと思った2日間でした。貴重な気付きであったと思います。
村場先生お疲れ様でした。2日間でたくさんき気づくことがあったのですね。いいところはどんどん取り入れて、良い研修ができるように頑張りましょう(^^)
返信削除歩くのが上手な有留です。
返信削除2年生と1年生の距離が鹿屋とは違いますよね。それぞれ病院の特徴がありますから、全く同じとはいかないでしょうが良いところはどんどん取り入れていきましょう。
研修は作っていくものです。
先生たちが2年生になる上で、1年生にどういう風に接していくのかいろいろ考えてみてください。
札幌東徳洲会も平成16年から研修医を受け入れるようになった病院です。
返信削除それまでは今のように研修医がいたわけではありません。
今、研修委員長をしている八戸先生をはじめとして歴代の研修医が作り上げて今の姿になりました。
初めから与えられていた環境ではありません。
当院でも他の病院の良いところを吸収しながら作り上げていくことが大切なのだと思います。