2011-05-31

研修医歴2か月・・・

一年目研修医のウラキです。
久しぶりにブログの更新をします。東京の研修会に行ったときに、いろいろ思い出して書きました。
4月研修が始まったとき、一週間に一人一回は更新しようねって約束したブログですが、この感じです…
この二か月間でたくさんの学生の皆さんが病院見学に来てくれました。本当に遠いとこありがとう。また、鹿屋で会えるのを楽しみにしています。

さてさて、医者になって二か月。ほんとに少しだけ毎日の生活にも慣れてきました。指導医の先生、同期・先輩の研修医、看護師さん、事務の方、たくさんの方に助けてもらい・サポートされて毎日乗り切れています。

サポートって面で印象に残った患者さんを紹介します。当直の朝五時、一番眠い時間です。そこに救急車で「いつもと違う寝方でいびきが激しくて、呼びかけても起きない」という主訴で一時間以上かけて搬送されてきた方がいました。救急車と同時に心配した家族が5人(みんな70~80歳くらいの高齢者)が入ってきました。
話を聞くと、夜3時に眠れなくて睡眠薬をいつもの倍量飲んだとか。少しずつ反応も出てきて、検査の結果、異常はないとわかりました。大丈夫そうですと家族に説明した後、看護師さんは家族全員をERの中に入れ、患者さんに「ベッドから起きて歩いてみてください」と歩かせました。それを見た心配していた家族も「大丈夫だ」と納得。その看護師さんは、歩かせることで患者さん本人にも大丈夫ということをわかってもらうこと、もう一つは明け方に心配して救急車を呼んで、一家総出で来た家族にも安心して納得してもらうためにそうしたとのことです。「先生たちは病気の診断つけて安心してもらい、あとのサポートは私たちがするから」と言われ、感動しました。
看護師さんに毎日たくさんのことを教えて貰ています。

ある看護師さんは、僕が採血にてこづって悩んでるのを見て、自分の腕を差し出して、これで練習してみる?って。「自分はできるって言い聞かせて」そうアドバイスをもらってやるけど、なかなか血は返って来ず。
「はい、もう一回」、完璧にできるまでって、6回分針を刺しました。今、その看護師さんの腕は青たんができています。そして、6か所の刺入部はくっきり。
そんなスタッフの方の気配り、優しさで、僕たちまだまだの一年目が働けてるのだと実感します。悩んでる時とかに、「どうした?」って声掛けてくれる事務の方、冗談言ってしっかりしろと激励してくれる病棟のベテラン看護師さん。いいバランス感覚で、みんなが僕らのことを気にかけてくれてるなって、そこがこの病院のいいとこじゃないかなと思っています。

まだまだ書きたいこと、この二か月感じたことは無数にあるけど、今はここまでに。
また、近いうちに更新しますね。次は、一週間に一回とは、約束しないでおきます(汗


今までブログに載せようと思って撮っておいた写真を載せます。
まだ入職して一週間で、一年目で近くのジムに行った時の写真。懐かしいね。




そして、内科の歓迎会。その日は、田村先生の誕生日で、ケーキとプレゼントも!今更ですが、田村先生おめでとうございます!!携帯で撮ったので、ピンボケですいませんが、お祝いの雰囲気だけ味わってください(汗



最後は、5月末にあった鹿児島県の研修医レセプション。鹿児島県内の研修医・指導医が100人くらい集まりました。


また写真アップします!

1 件のコメント:

  1. 研修委員長 田村幸大2011年6月2日 23:45

    浦木先生

    誕生日の写真がアップされていて驚きました。
    思えば医師になって13年経過しました。
    多くの方に祝ってもらって嬉しかったです。

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