2011-04-06

オリエンテーション3 BLS

 

4月6日
初期研修医B


今日は新入職オリエンテーションの最終日です。
たったの4日間ですが、同期になる研修医はもちろんのこと、
看護師さん、技師さん、栄養士さんなど様々な職種の方とお話しして
仲良くなることが出来ました。今後は同期会などの予定もあり楽しみです。
これからも大隅鹿屋病院の同じ職員としてよろしくお願いします。


さて、今日の午後はBLS(Basic Life Support)の講習がありました。
今日習ったことのご紹介。

医師や看護師だけでなく、患者さんと接する病院職の方々は
必ず知っていなければなりません。
患者さんが病院玄関で急変するかもしれない…
患者さんが病院受付で急変するかもしれない…
そのようなことが起こった場合は事務職であれ何であれ対応できなければなりません。
それが病院に勤めるものに求められていることかもしれません。
とのことでした。

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このような緊急事態に一番大事なことは、まず人を呼ぶことです!
心肺蘇生法の手順を忘れてしまっても、とりあえず叫んで人を呼べば何とかなります。
病院には看護師さんやお医者さんがたくさんいますので、迷ったら人を呼びましょう。

一番陥りやすいのがパニックになることです。
パニックになり患者さんを置き去りにしたり、
変な行動を取ってしまったり、周りを怒鳴りつけたりは禁物です。

 

これは先輩医師のお言葉ですが、「緊急事態にどれだけ周りを落ち着かせて
患者さんのために行動できるかで医師としての度量、人間としての度量がわかる」
と言われました。

よく外科医の先生の中で、手術がうまくいかないときに周りのスタッフを
怒鳴り散らす人がいますが、これは全く患者さんのためになっていません。
血管を傷つけて血が噴き出ているときでも、パニックに陥らないことです。
周りもパニックになっている中で、怒鳴りつければ更なるパニックを生み出します。
そこで如何に患者さんのことを考え、ここでどうすれば最も良い結果を生み出せるかを考え
行動に移せるか…。医師として大事な要素です。

盛り上がっているグループもあればすごく静かにやっているグループもある。
「お疲れ様」というグループもあれば無言のままやっているグループもある。
スタッフワークを上手く行うのもチームリーダーの医師の役割の一つと感じました。
学ぶことがたくさんあるなと実感した瞬間でした。
明日からも頑張ろう。

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2 件のコメント:

  1. 「よく」ではありませんが、時々怒鳴り散らしているかもしれない外科医です・・

    自分に余裕がないからでしょうか。
    するどい指摘ありがとうございます(^▽^;)

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  2. 初期研修医 B2011年4月14日 13:12

    奥田先生、コメントありがとうございます。
    奥田先生にならむしろ怒鳴られたいです!
    外科は12月からですがよろしくお願いします!!

    返信削除

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