2010-06-22

麻酔1回(1杯)800円

研修1年目 今井

日々のマンネリ化した生活にピリリとした刺激が欲しいと思っている皆さん。そんな皆さんに、きっと(もしかしたら)ご満足できる(かもしれない)刺激をご紹介します。

それは、超激辛のラーメン。“中本”というラーメン屋の“北極ラーメン”。前の 大学時代の後輩に連れて行ってもらいました。
http://www.moukotanmen-nakamoto.com/index.html
この“中本”というラーメン屋。辛ウマで有名なお店みたいです。中にはアナウンサーやらタレントやらのサイン色紙が所狭しと飾ってありました。 CA390122

食事時を外していったのですが10人くらいが並んでいました。自分の順番を待っている間に、すごいことに気がつきました。食べ終わって出てくるほとんどの人の口の周りの筋肉(咀嚼筋)が弛緩していました。いかにもラーメン好きそうなお兄さんも、バッチリメイクのお姉さんも、あまりの辛さで表情筋に 麻酔がかけられた状態です。

僕も相当な辛党です。後輩から
「相当辛いっすよ。大丈夫っすか?」
と言われても
「俺、今まで辛いと言われるもの食べて、辛いと思ったこと無いんだよね~。大丈夫。大丈夫。」
と答えていました。表情筋が弛緩しきっているスーツ姿のお姉さんをみても、(ふふん。俺は大丈夫さ。)と心の中で思っていました。

待つこと約30分。やっと僕の前に激辛ラーメン(北極ラーメン)が運ばれてきました。そのラーメンの赤いこと赤いこと。しかし、そんな見た目には負けないくらい、辛さ耐性には自信がありました。

北極ラーメンの一口目は本当に美味しかった。
「旨い。旨いよ。このラーメン。俺、これくらいの辛さなら大丈夫」
と後輩に言いました。強がりでも何でもなく、一口目は美味しかった。でも、二口、三口と箸を進めていくと、信じられないくらいの辛さが襲ってきました。
その辛さと言えば筆舌に尽くしがたい。ただただ辛いとしか言いようがない。箸をつけることが躊躇われる、強がることすら許されない、もの凄い激辛ラーメンでした。 

店を出る頃には、僕の咀嚼筋も完全に弛緩しきっていました。たった800円で麻酔されていました。CA390124食べ終わってからの感想は辛さで味でもない。ただ一つ。
「スタバでもドトールでもどこでも良いから連れてって。牛乳のみたい。」
雄叫びを上げている胃を落ち着かせること、ただそれだけ。

そんな激辛ラーメンを食べて、もの凄い量の発汗とともにストレスを発散してきました。たまには息抜きも良いものです。(って、最近息抜きばかりやん)

CA390125 辛党を自称するO隅鹿屋病院の皆さん。一度チャレンジしてください。
A馬先生に手を焼いている病院の皆さん。A先生のお仕置きにもどうぞ。

※この北極ラーメンには麻酔以外に下剤としての効果もあります。
便秘でお悩みの方も是非どうぞ。



2010-06-11

指導なのか説教なのか

以前、木村先生が紹介してくれた「勉強会に一万円払うなら、上司と3回飲みなさい」という本を読みました。木村先生のお勧めだけあって、一読する価値のあるおもしろい本でした。 DSCF2693

その中に、会社に入ることで得られる報酬として
①お金
②縦の人間関係にもまれる経験で得られる自分の成長
③人とのご縁
④社会的信用
の4つが挙げられていました。詳細は本を読んでもらいたいのですが、今回は“③人とのご縁”について少々。

著者が言う“人とのご縁”とは

「チームとして一緒に苦しい仕事を乗り越えたという一体感、達成感や、仕事というシビアな関係によって結ばれた絆が生み出す、10年、20年経っても失われない信用関係」

と言うことのようです。以前、僕が所属した研究室の先生からも

「今井。大学で大事なのは勉強じゃないぞ。密な時間を一緒に過ごした先輩、同期、後輩が一番大事だ。いわゆる戦友ってやつだ。わかるか。」

と常々言われていました。

と言うわけで先週の東京実習では、10年近く前に連日連夜大学に泊まって一緒に研究した(かは定かではないが)戦友2人にも会ってきました。2人とも大学の後輩ですが、社会人としては大先輩です。外資系コンサルティング会社のマネージャーまで昇進しているだけあって、言うことも重みがあって的確です。

今井 「いや~。全然仕事できなくて、毎日へこんでるよ」
後輩1 「入って2ヶ月でしょ。新入社員が一番きついところだから」

今井 「もっと効率よくいろんなことやりたいんだけどな~」
後輩2 「効率って分子と分母が決まってはじめて定義できるんですよ。分母がどこまで広がるか分からないのに効率なんて決まらないでしょ」

今井 「毎日新し・・・・」
後輩1 「とにかくやるしかないでしょ。会社に何も貢献していない段階で悩んでても仕方ないでしょ」

今井 「・・・・」
後輩2 「だいたい今井さんは○○なんだから、もっと××した方が良いでしょ」

と、とても丁寧なご指導(お説教)を、夜の東京で <<いちいち腹を立てながら>> 聞いていました。  DSCF2685

驚いたのは、その二人がこのブログを読んでくれていたと言うこと。このブログを読んで社会人1年目の先輩を心配してくれるなんて、何だかんだ言っても暇なマネージャー2人組だったわけですね。

そんなこんなで学会前日の夜は更けていきました。たまには息抜きも良いものです。

入職して2ヶ月が過ぎました。僕だけじゃなく、他の4人も結構きついようです。でもこれを乗り越えて、「10年、20年経っても失われない絆」が作れるように頑張りましょう!!



2010-06-09

初めての研修説明会2

2010年6月9日
初めての研修説明会2
一年次研修医U

先日、研修説明会に初めて参加してきました。

6月7日に大分で行われた説明会です。

大分は、大学時代に部活の練習試合で仲良くしてもらっていたので、親切な人がDSC00441多い印象があります。

プレゼンを臼井さんが聞いてないならまだいいです。

臼井さんは来てなったです。

一緒に行った指導医のK村先生との会話

U「臼井さん来てくれませんね。なんでですかね。」

K先生「臼井さん1人に負担がかかりすぎなんじゃない。説明会いっぱい行って疲れてるんじゃないの」

U「でも事務の人も来てほしいですよね」 DSC00446

K先生「臼井さんに、来れない時は誰か他の人が来てくれるようお願いしてく れませんか、って頼めばいいんじゃない」

という話だったんで、臼井さんお願いします。

K先生、二次会で食べたイカおいしかったですね。いつも食べさせてもらってすいません。ごちそうさまでした。

プレゼンは14病院がして、各持ち時間は2分。

映像流しながら喋って、なんか映像と話がかみあってないなーと。

反省:①プレゼンをする時は、事前に映像をチェックしてから行きましょう。

②プレゼンの時間が2分と短いので、映像を流しながら喋る練習をしてから行きましょう。

感想:①研修医が来ている病院は、研修医の自由度が高い可能性が高い。

②研修医室や書籍の充実を図っている病院は、研修医に強く来て欲しいと思っている可能性が高い。

懇親会では沖縄出身の学生さんが仲良くしてくれました。

ありがとうございました。

よろしければ病院見学にもいらして下さいね。

また機会があれば説明会に行ってみたいと思います。



初めての研修説明会

2010年6月8日

初めての研修説明会

内科 吉田大輔

 

先日、研修説明会に初めて参加してきました。

6月3日に長崎で行われた説明会です。

長崎は、出身大学が長崎大学だったことと、妻の実家があることから第2の故郷です。

約半年ぶりの長崎はやっぱり良かったです。

 

さて、徳洲会の人間として研修説明会に参加したわけですが、

実はボク、あまり徳洲会のこと知りません。

もともと~会とかに興味ありませんし、

実際に働いている今でも徳洲会には思い入れやネガティブな考えももってません。

ので、今回は徳洲会というより、「大隅鹿屋病院」の宣伝に行ってきました。

 

初めてなのに何故かトップバッター。

しかもボクのプレゼンを臼井さんが聞いていない・・・。

徳洲会の良いシステムであるフィードバックができません!

ボクの行った説明が良かったのか悪かったのか、

改善すべき点があったのかは、もう誰にも分からなくなってしまいました。

臼井さんは福岡のホテルにボクの名刺も忘れてしまったそうで。

綺麗だから許してあげますけど、今度やったら許しませんよ!

 

ボクの特技はお世辞を言うことです。

 

さて、自己評価になりますけど、プレゼンの方はそこそこうまくいったんじゃないかと。

実際に働いてみて感じたことや、

有馬先生を始めとする、当院で研修をした・している先生が

どれくらい優秀であるかを惜しげもなくプレゼンしてみました。

 

10人もいる部活の後輩6年生は1人しか来てくれなかったですが、

他の学生さんとも少しは話せたので、宣伝は少しできたかなと思います。

見学に来れば、うちの良さは絶対に分かると思うので、

とりあえず見学に来てもらいたいですね。

 

また機会があれば説明会に行ってみたいと思います。



2010-06-07

関白宣言(ある学会の一場面より)

2010年6月7日
関白宣言(ある学会の一場面より)
救急部長 木村圭一

ただいまより、主題II−3−2「指導医と研修医の理想的な関係」を開始いたします。座長の井何処木先生よろしくお願いいたします。
井座長 さて日本カラオケ医学会も最終日を迎えました。このセッションでは、指導医と研修医の理想的な関係について活発な議論をお願いいたします。
最初のご発表は、長崎県音楽療法病院頭髪科の「さだま さし」先生です。

さだま医師 よろしくお願いいたします。
鬼軍曹宣言」(以下の音楽を聞きながらお願いします)
http://www.youtube.com/watch?v=9YnXAjDS5u0&feature=related

お前を医局に迎える前に 言っておきたいことがある
かなり厳しい話もするが 俺の本音を聞いておけ
患者より先に寝てはいけない 患者より後に起きてもいけない
カルテは上手く書け いつもきれいに書け 読める範囲で構わないから

忘れてくれるな 診断も出来ない指導医に
  患者を守れるはずなどないってことを
  循内には循内にしか出来ないこともあるから
  それ以外は口出しせず
  黙って心外についてこい

お前の患者と俺の患者と どちらも同じだ 大切にしろ
日直当直 賢くこなせ たやすいはずだ 寝なければいい
看護師の陰口言うな聞くな それからつまらぬ点滴はするな
俺は誤診はしない たぶんしないと思う
しないんじゃないかな まちょっと覚悟はしておけ

研修プログラムはみんなで作るもので
  臼井さんが苦労して つくろうものではないはず
  お前は大隅鹿屋へ 大学を捨てて来たのだから
  帰る医局はないと思え これからここがお前の家

研修が終わって 後期研修になったら 俺より先に辞めてはいけない
例えばわずか1日でもいい 俺より早く辞めてはいけない
何もいらない 俺の手を握り 不明熱の原因 二つ以上あげろ(5秒以内に)
お前のおかげで良い研修病院になったと
俺が言うから 必ず言うから

忘れてくれるな 俺の愛する研修医は
  愛する研修医は 生涯お前一人
  忘れてくれるな 俺の愛する研修医は
  愛する研修医は 生涯お前ただ一人

考察です。

この元歌は1979年5月28日に大分で作られたと報告されており、この替え歌の原曲は、ある方の先輩がカラオケで歌っていたものです。永遠に変わることのない師匠と弟子の関係を簡潔に歌い上げております。
  新人歓迎会などで歌うと非常に有用である(クラスIIa)と思われますが、最後のフレーズが正しいかについては、さらなる検証が必要と思われます。

以上ご清聴ありがとうございました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/関白宣言

司会 それではフロアの方からご質問はないでしょうか。



2010-06-02

聖地巡礼

2010年6月1日
聖地巡礼
1年次研修医 今井雅浩

どうも。欲求不満とかかれたI.MAIです。徳洲会グループの新入職者研修から引き続いCA390134て東京に居座っています。

僕は今、外科で研修しています。指導医はO田先生。O田先生は大のマラソン好きで、連日連夜トレーニングにいそしんでいます。僕もO田先生に毎日鍛えられています。しか~し、5月16日の30km走を最後に全く走れなかった。なぜか、いろいろとあって走れなかった。毎日走っていたのに急に走れなくなったから、“走りたい”という欲求もたまってきます。ストレスもたまってきます。今回の東京出張ではそんな走れていない欲求不満を発散するために聖地を巡礼しました。

聖地ってどこ?ストレス発散できる聖地って何? CA390139

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などを信仰される方はエルサレム を聖地としてあげることでしょう。
サッカー好きのN山副院長なら、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)を聖地としてあげることでしょう。
冬ソナのファンの奥様方なら、春川をあげるのかもしれません(冬ソナよく知らないので違うかもしれません)。

僕が行ったのはエルサレムでもウェンブリーでも春川でもありません。ランナーの聖地と言えば“皇居外周”。
http://runnet.jp/news/main.php?_num=122
と言うことで、聖地“皇居外周”を走ってきました。  CA390143

さすが聖地、平日早朝だというのにかなりの人数が走っています。僕も外科研修での鍛錬の成果を見せるべく、他のランナーに抜かれないように必死に走りました。

実はこの聖地、僕が以前通っていた大学から走って5分のところにあるんです。前の大学に通っていたときに、聖地と呼ばれ始めるはるか以前に、僕は“皇居外周”を日々のランニングコースにして走っていました。
いまや聖地となった“皇居外周”は、大学の後輩と走ったり、隣の研究室とマラソン大会をしたりと思い出深いコースです。

走りながら見える風景は、以前とそれほど変わらず、とても懐かしく感じました。たまには息抜きも良いものです。

毎日病院で頑張っている(つもり)ですが、成長を実感できる機会はなかなかありません。でも今回の東京出張では成長を実感できました。
以前はあれだけ苦しかった、竹橋の坂を息も切らさずに走れたから。(って、そっちかい)

はやく業務の方でも成長を実感したい・・・