2010-05-20

研修医から指導医へ

2010年5月20日
研修医から指導医へ
内科後期研修医 有留大海


お久しぶりです。ここのところずいぶんご無沙汰でした。


この3月で2年間の初期研修を終えて、4月から当院の内科で勤務しています。
研修医の頃とは業務の量や質、かかる責任が全く違うことを実感します。
忙しいながらも、やりがいある充実した毎日を過ごしています。
何より大きく変わったのは、つい先月まで研修医だった自分に研修医がつき、指導医の立場になったことです。DSC01679
昨年は研修医が入らなかったため、研修医に教えるというのは初めての経験です。
実習に来た学生さんに1~2日教えるのとは全然違います。
医師としての第一歩を預かっていると思うと、気合いの入り方が違ってきます。
教えすぎても考える間がなくなるだろうし、かと言って放置しすぎてもわけが分からないだろうし…
迷った時の道標は我が指導医です。
劉先生だったらどう泳がせるかな、奥田先生だったらどう導くかな。
そんな感じで想像しながら、指導医1年生として試行錯誤の毎日です。
ま、そんな試行錯誤をよそに研修医はすくすくと育っているのであまり心配はいらなそうですが(^_^;)
この経験が自分を成長させてくれるのかなーと思います。
今年の研修医はみんな元気で向上心が強いので、とても医局に活気が出ています。
本当に仲良く楽しく切磋琢磨していますね。
僕は江口先生と2人だけで、それはそれでよかったですが、やはり人数が多いと楽しそうでうらやましいです。


初心を忘れずそのまますくすくと育ってください。
くじけそうになることもあるでしょうが、努力より先に成功があるのは辞書の中だけです。
やらないことには始まらない、やらずに後悔よりやって後悔。
苦しい時もお互い助け合って頑張っていきましょう。
僕も研修医のみんなに負けないように、みんなの目標となれるように頑張ります。



4 件のコメント:

  1. 同感です。
    僕も研修医2年目は後輩がいなかったし、
    去年は去年で有留先生が優秀すぎたので、
    教えることにまだ慣れていません。
    一緒に学んでいくという姿勢が大事なのではないでしょうか。
    1年生は吸収が早いし、みな勉強家みたいだから、楽しみですね。

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  2. 私も個室が欲しい指導医より2010年5月20日 20:35

    「努力より先に成功があるのは辞書の中だけ」
    う〜ん、素晴らしい例えですね。プレゼンも素晴らしいですし、もう我々は引退するのみですね。
    それから喜界島にいる江口君、記事をお願いしますね!先生が書かないと、僕が代わりに書きますよ!

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  3. 内科 有留大海2010年5月21日 23:11

    よしだ先生
    若い人たちが頑張っていると、下から突き上げられる感じで勉強しなきゃって思いますね。先生は認定医の勉強もあって大変でしょうが頑張ってください。帰ってこられるのを待ってます。
    個室希望の指導医先生
    どこかで聞いたことの受売りです。言わない方がかっこよかったかな・・・。まだまだ先生には教えていただくことがたくさんありますので、引退は困りますよ。今後ともご指導お願いします!!

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  4. 研修委員長 田村幸大2010年5月22日 21:14

    私が研修医2年目の時も1年次がいなかったので、指導する相手がいませんでした。3年目で福岡徳洲会病院にいった時に初めて後輩が出来ました。その時の先生から「凄くいきいきと指導してくれた」と言われました。有留先生もそんな感じなのでしょうね。
    やはり人に教えて自分が成長するのだと思います。

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