大隅鹿屋病院研修医ブログ: 都会では学べないもの

2009-12-12

2009年12月12日
都会では学べないもの
救急部長木村圭一

先日の研修医合同勉強会で、別の病院の先生が、下甑島（しもこしきじま）で研修したと言う報告をされていました。下甑島は全国的に有名な島です。「Dr.コトー診療所」のモデルとなった医師のがいる島です。

そこで研修された先生のプレゼンも興味深いものでした。

5歳の男の子が足が痛いと言って来院されました。海に入って遊んでいたところ、急に痛くなったと言う事でした。担当の先生は骨折か捻挫だと思ってレントゲンを撮ろうと思ったのですが、瀬戸上先生は、「それはオコゼだ」と言われたそうです。

確かにその通りで、治療法は一般的な常識と異なり、温めるのだそうです。温めていたら泣いていたその子は泣き止んで、元気に帰って行ったそうです。

さすがDr.コトーですね！！

先日当院でもあったようです。大人だったので、まあ鎮痛剤で我慢すればよかったようですが、、、、温めてあげたら名医になれたかも？？

田舎でしか学べない（もちろん都会でしか学べないものもありますが）ことがあります。是非遊びに来て下さい！

eguchi2009年12月13日 9:56
未だ毒魚刺傷を主訴とする患者に出会ったことはありませんが、当院にも最近あったのですね、吃驚です。
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旭の精神科医見習い2009年12月15日 4:08
クラゲ刺傷の人は見たことありますよ(*^｡^*)温めるとかお酢につけるとか、刺傷系は独特のやり方がそれぞれありますよねー
あと海関係だと連れの投げた釣り針が刺さったから抜いてほしいとか…これも田舎限定な感じがします。
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木村　圭一2009年12月15日 6:40
札幌にいる木村です。札幌は雪です！！
海岸から少し離れている当院ですが、潜函病の人も来られますし、、、、色々勉強になりますよ。
旭の精神科医見習いさん、コメントありがとうございます。クラゲですか！！クラゲも温めるんですね。勉強になりました。
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