2009-11-26

看護婦さんと看護師さん

2009年年11月26日
看護婦さんと看護師さん
救急部長 木村圭一

私が研修医の時と、今の看護師さんは三つ違う所があります。

・昔は看護婦さんでした。
・昔はナースキャップをしていました。
・昔はスカートでした。

もう一つありました。当時はほとんどが年上でしたが、今はほとんど年下です。当たり前ですね(^.^)。

一つ一つ解説しましょう。

・看護婦→看護師
Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/看護師)によれば、2002年3月に法律が改正されました。女性は看護婦、男性は看護士と呼ばれていたものが、看護師に統一されました。
私は当然その時すでに医者でしたので、「看護師さ〜ん!」とか「師長さ〜ん!」と呼ぶのはかなり違和感がありました(私は出来るだけ名前を呼ぶべきだと思いますので、「看護婦さ〜ん!」などとは言わないように気を付けています。正確には「呼んでいたのにはかなり違和感がありました」です)。
きっと今の若い看護師さんも、婦長と言う言葉は知らないでしょうね(^.^)。研修医にとって婦長とは、、、とても頼りになると同時に、指導医よりも怖い人たちでした。

・ナースキャップ
今もあるのかどうか分かりませんが、私が学生の頃は、看護学生さんは載帽式に感動したと良く言っていました。看護師=ナースキャップだった訳です。私が研修医の頃も看護婦さんはナースキャップをしていました。キャップを留めるためにみんな色んなアクセサリーを工夫していました。ピンク針で留めている人も多かったですが(^.^)。あの子にプレゼントしたいな、、、、なんて思った事も、、、、ないかな。
これもいつからか不潔だからとか、色々な理由で廃止になりました。今は全く見かけませんね。
詳しくはこちら(http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kenkou/evidence_050921.html)をご覧下さい。

・ユニフォーム
今もスカートの所があるのかも知れませんが、ズボンの所が多いですよね。私が研修医の時には、若い子はスカートで、そうでない方はスラックスでした。やはりスカートでは作業がしにくいでしょう。
ちなみに、こんな制服の病院がある(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/yu/yu61/pdf/023.pdf)ようです。当院でも検討してみてはいかがでしょうか。院長の好みだったらswimwearになるかも知れませんね(^.^)。
Wikipediaによれば、今は「白衣の天使」と呼ばれなくなっているとか。こちらは復活できるよう、看護師の皆さん頑張りましょう!



2 件のコメント:

  1. 都会の事務担当者2009年11月28日 1:20

    お疲れ様です。
    載帽式は現在でも行われている学校はあります。
    実際に臨床の現場では使用されておりませんが、卒業式の一つとしてやっているようです。

    返信削除
  2. 都会の事務担当者さん、コメントありがとうございます。
    載帽式やっているんですね。テレビでしか見た事ないですが、神秘的な儀式ですよね。
    そちらの病院の制服もリンク先のものの様に変えてみてはいかがでしょうか?

    返信削除

コメントの記入者の欄は「名前/URL」を選択してください。


記入は名前だけでもかまいません(^_^)。