2009-10-13

指導医インタビュー③

2009年10月13日
指導医インタビュー③
教育管理部 臼井之枝

指導医インタビューは、内科部長 田村 幸大 先生です!
研修委員長をされている、田村先生です。

blog20091013-1 Q:大隅鹿屋病院の印象は?
日頃は「忙しい」、「大変だ~」と言っていても、いざという時は多くの職種が集まって協力してくれる病院です。何か新しい事をやる時も「前例が無いから出来ない」ではなく、「患者さんのためになるなら協力しよう」という姿勢で取り組んでくれますね。

Q:自分たちの研修医時代と何か、違いがありますか?
「教育」が特別意識されていた訳では無かったのか、特別に教育を受けた印象がありません。ぶっつけ本番で研修していた場面が多く、体系的に学べていたか疑問です。
今の研修医を見ていると、自分が研修医だった時よりも優秀だと感心します。教育が重視されるようなって来たり、様々な教育用のツールが出てきたりした事も一因だと思います。

blog20091013-2 Q:先生は、色々な病院に応援に行かれていますが、大隅鹿屋病院の研修医の良いところはどこだと思いますか?
「自分達の病院を愛している」点でしょうか。他院と比べて劣っている部分があった時に「これだからうちの病院は駄目なんだ」という考え方をするより、「自分達が良くしていこう」という姿勢を見せてくれると、こちらも研修医の思いに応えてあげたくなります。

 

 

blog20091013-3 Q:研修委員長の仕事は大変ではないですか?
私は基本的に人に教える事が好きなのだと思います。今の自分が出来上がるまでには、多くの人からたくさんの事を教えてもらってきました。その先生達は「先輩が後輩を教える事は当たり前」という姿勢で、特別にお金をもらっていた訳でもありませんでした。その当たり前の事を研修医にしているだけなので、あまり大変だと思う事はありません。
また、研修委員長は研修指定病院の数しか世の中にいません。そう考えると研修委員長を経験できるのは非常に

貴重な機会だと思います。さらに8月27日には卒後床研修評価機構の機能評価を受審しましたが、そのような機会に研修委員長で臨む事が出来ました。準備過程で大変な事もありましたが、この機会でなければ経験出来ないだろうと思った事もたくさんあり、思い出に残る経験となりました。

blog20091013-4 Q:研修医に期待する事はどんな事がありますか?(エピソードでも)
初期研修の2年間が終わってからも当院で後輩達を育ててくれたら、言う事ありません。ただ、当院で研修した後に全国各地に散っていった後輩達から「大隅鹿屋病院での研修が役立った」とか「今の病院で重要な役割を任されています」という報告を聴く事も、非常に嬉しいものです。その後輩の成長過程にほんの一部でも関われた事の喜びは経験しないとわかりません。どうか多くの経験を積んで、後輩の成長過程に関わる事が出来る喜びを感じてみて下さい。
次回は、救急部長の木村先生のインタビューです。
お楽しみに!!



4 件のコメント:

  1. 木村 圭一2009年10月16日 4:43

    特に意識しないでも教育が出来る、、、、と言うのがすごいですね。
    研修委員長は、日本に限られた数しかいない、、、確かにです!!これからも頑張りましょう!!
    今のところ田村先生の欠点は、、、、Macユーザーでない事だけです(^.^)。

    返信削除
  2. 木村 圭一2009年10月16日 4:45

    それから世渡り上手の講義是非お願いいたします!!

    返信削除
  3. 研修委員長 田村幸大2009年10月16日 9:03

    木村先生
    一応、元Macユーザーです (^-^)g""
    そのうち、Mac book proでも買おうかな、、、

    返信削除
  4. 研修医の仕事のために必要ですから、院長に買って貰いましょう。

    返信削除

コメントの記入者の欄は「名前/URL」を選択してください。


記入は名前だけでもかまいません(^_^)。