2009-06-28

川南病院応援~神童が生まれ育った伝説の病院~

2009年6月26日
川南病院応援~神童が生まれ育った伝説の病院~
研修委員長 田村幸大

5月から宮崎の川南町にある川南病院の応援に行っています。
なんと川南の神童と呼ばれていた有馬先生はこの川南病院で産まれたそうです。
でも実際に行く事が決まるまでは、宮崎のどこにあるのかすら知りませんでした。
5月に行ってみたら本当に遠いところでした。
これ位、都会から離れていないと神童は育たないのだと納得しました。

宿泊先のホテルがある場所も「トロントロン」という意味不明の地名でした。
ホテルの周りを走ってみると「トロントロン商店街」とか「トロン調剤薬局」とか、これまた意味不明の看板が目につきました。
さすがに神の子供が産まれる場所は違うと心に響く看板が並んでいました。
地名の由来は色々と説があるようですが、そこは川南の神童である有馬先生に聴いてみて下さい。

なぜ、川南病院に応援に行く事になったのかというと当院の初代研修医である山中先生が今春から内科医として勤務するようになった事がきっかけでした。
常勤の内科医があまりいないという環境、透析を診てくれる医師がいないという環境は、4年目に私が徳之島に赴任した時と似ていました。
私が徳之島で1年間過ごした時は、1年半内科医が不在だったところに突然一人で赴任して孤軍奮闘しました。
その時に色々と助けられたのは、福岡徳洲会病院の筋浦先生(現在網走厚生病院勤務)、昭南鎌倉病院の相澤先生(現在静岡徳洲会病院院長)、同じく小林修三先生、名瀬徳洲会病院の生野先生など多くの応援の先生方でした。
まだまだ医師としての経験も少なく心細い思いをしつつも1年間徳之島で内科医として働く事が出来たのは、応援の先生達から精神的な面でも応援してもらったからだと思います。
そして当時お世話になった先生達に対する恩返しが出来るとしたら、同じような環境で困っている下の先生達を手助けする事なのだと思います。 blog090627-1

ちなみに恒例となりましたが、朝は川南の海まで走りました。
誰もいない砂浜を走って何とも言えない贅沢な気持ちになりました。
今度くる時は神童と一緒に走りたいです。



2009-06-25

研修医

2009年6月23日
研修医
教育管理部 臼井之枝

6月から、外病院研修のため初期研修医が一人も院内にいません。
「寂しくなるだろうな」と思っていました。
が、6月から川南病院から内科・透析研修で山中先生が2ヶ月半来られています。
新医師臨床研修制度になり、大隅鹿屋病院臨床研修修了1期生なのです!!
それと、4年次の有馬先生が循環器内科として後期研修で残られています。
なので、3年前に戻った感じで少し懐かしいです(笑)

研修医がいなくて寂しいなんて、とんでもない位、大忙しです。
例年に無く、6月も病院見学実習生さんが来られ、出張もあり、プログラム申請時期でもあります。(一応、昨日終わりました)
卒後臨床研修病院機能評価を受診する予定にしているので、その準備もあります。
鹿児島県でも、県内の臨床研修指定病院が協力して研修医・医師対策をしていくことが決まり、その会議などもあります。

そんな感じなので寂しく仕事をする予定が、「寂しい」なんて思う暇もありません。
とはいえ、2名の研修医からは良く電話がかかってきます。
「学生さんはどんな?」「郵便物を送ってください」「靴を送ってください」「田村先生のアドレスを教えてください」「給与明細を確認してください」「しゃぶしゃぶのお肉を送ってください」などなど、どうしてか、お願いをされることばかり!!!
私に「元気ですか?」の言葉はありません・・・・
勿論、要求すると私の事も聞いてはくれますが(^_^;)
でも、二人とも元気で外病院でしっかり研修をしています。
安心です。

江口先生は、6月に鹿屋に戻ります。
鹿屋の近隣の病院で、産婦人科研修と小児科研修です。
有留先生は、7月まで離島僻地研修です。
もう一人、離島僻地研修で2年次の先生が来られているようなので楽しく研修しているようです。
二人とも頑張って!



2009-06-23

北の大地の熱い男達

2009年6月22日
北の大地の熱い男達
研修委員長 田村幸大

3年前に半年間、内科・透析の研修に来られていた八戸先生からの依頼で、札幌東徳洲会病院に月1回伺っております。
今回は6月19日、20日の2日間でした。

6月19日は6時に鹿屋を出て、札幌に着いたのは13時。
blog20090622-1 そこから総合診療部の回診が始まり、18時半まで続きました。
症例が非常に多い病院の中の診断・治療に難渋している症例なので、一筋縄でいかない事が多く、頭のトレーニングになります。

その後、札幌東主催の北海道大学・札幌医大対象の研修説明会に便乗させて頂き、徳洲会グループ全体の研修の説明と当院の説明をさせて頂きました。
札幌東単独の説明会でしたが、当院の紹介もさせて頂き感謝しております。

blog20090622-26月20日は6時にホテルを出て北海道大学の広大なキャンパスの周りを走りました。
その後ちょっとしたトラブルがありましたが、何とか解決して病院へ行きました。
8時からCPC、9時から12時までまたまた総合診療部の回診をしました。

 

 

 


blog20090622-3 その後、飛行機を乗り継いで鹿屋に着いたのは21時でした。

札幌東は徳洲会グループの研修病院の中でも非常に活気があり、勢いがあり、伸びている研修病院だと思います(ちなみに当院も伸びている病院の一つです)。

プログラム紹介のスライドや文書になるとどこも大した違いが無いように見えますが、良い研修病院は病棟に行ってもカンファレンスに出ても、”ピリッ”とした空気を感じます。そんな空気を感じることが出来る札幌東に行くと、移動で疲れていても元気に回診することが出来ます!

 

 

 

blog20090622-4 北海道大学の周りを走っていたら、大学のキャンパス内に牧場があり牛がたくさんいたので写真を撮りました。
札幌の大都会と牛というアンバランスが良いです。



2009-06-19

岡山大学研修説明会

2009年6月18日
岡山大学研修説明会
教育管理部 臼井之枝

6月15日(月)は、岡山大学の研修説明会に参加してきました。
医師は、外科医長の奥田先生が参加してくださいました。
いつもながら、参加病院も多く関係者だけでも何か出来そうなくらいです(^_^;)
学生さんも、沢山集まって頂き、大盛況でした!!

blog20090619-1 大隅鹿屋病院のプレゼンは、北の病院、北海道からプレゼンが始まるのでいつも最後に近い順番です。
既に、沢山の病院のプレゼンを学生さんは聞いているので、少々お疲れ気味です・・・
しかし、奥田先生のプレゼンを学生さんはきちんと聞いてくれていました!

懇親会で、何人かの学生さんとお話をすることが出来ました。
奥田先生は、沢山の学生さんに話しかけ盛り上がっていました!
さすがです!
ほんのささいな事がきっかけで、実習に来てくださる学生さんも数多くいます。
一番大切なのは、こうやって誘って来てくださった学生さんをしっかり、病院見学実習をさせてあげられるかという事かなと最近思います。(田村先生に言われている事なんですが・・・)
私たちも、全国の大学の説明会に参加していますが、遠いところは飛行機を乗り継いで行かなければなりません。
そうすると、翌日鹿児島に戻ると当然ながら疲れます・・・・
その思いを考えると、学生さんだって疲れます・・・・・
説明会に参加するのは、自分でも移動の体験をすることにより学生さんの気持ちも分かるかなと思います。
7月上旬まで、まだまだ、大学説明会が続きます。
頑張って、先生方と一緒に地道な活動をし、参加していきたいと思います!



2009-06-17

病院見学実習生23

2009年6月17日
病院見学実習生23
教育管理部 臼井之枝

少し遅くなりましたが、6月11日から12日まで病院見学実習生さんが来られました。
11日から1日と当直して翌日12日まで丸々2日間実習をされました。

blog20090617-1 1日目は、まず手術見学から始まりました。
手術が、10時30分からでしたので、それまで内科の劉先生と一緒に内科病棟を見学。
そして、整形外科の手術です。
大学とは手術に立つ場所から違ったのではないでしょうか?
手術予定が大幅にずれてしまい、お昼も遅くなってしまいました。
なんと、内科の劉先生がお昼を食べずに待っていてくれたようでした。
劉先生と一緒にお昼ご飯を食べ、内科の吉田先生へバトンタッチ!
blog20090617-2 内科も色々な先生について色々な患者さんと触れ合えたのではないでしょうか?
内科のカンファレンスまで参加しました。
1日の日程が終了し、そのまま当直業務へ。
夕食を準備していましたが、当直の先生、田村先生とすぐにどこかに消えてしまいました・・・・
当直は、そんなに忙しくなかったようでした。

翌日は、外科です。
外科の田口先生が一緒に、内視鏡や病棟など見せて頂きました。
次は、整形外来の見学。

 


blog20090617-3 整形外来は、患者さまが沢山!!
忙しかったでしょうか?
お昼を食べ、ルートキープを感染委員会の仮重師長さんから習いました。
そして、そのままシミュレーターを使用して中心静脈ラインの練習でした。
外科医長の奥田先生がご教授してくださいました。
なんと、ルートキープの練習も奥田先生の血管をお借りしたのでした(^_^;)
手順を覚えるには、シミュレーターは一番です!
それを終える頃には、内科の堤先生の時間が大幅に遅れてしまいました。

2日間、あっという間に終わってしまいました。
いかがでしたでしょうか?
2日間でかなりの先生方とペアを組んで、医局の先生方の感じが分かったでしょうか?
また、是非、いらしてくださいね。
2日間お疲れ様でした。



2009-06-13

湘南の熱い男達

2009年6月13日
湘南の熱い男達
研修委員長 田村幸大

blog20090613-3 6月12日は日野病院で精神科研修をしている江口先生の様子を見に行きました。
写真で見ると顔色が悪そうですが、元気にしていました。
徳之島と比べると余裕があるようで、ブログの原稿を書くよう指導してきました(なんか指導のポイントがずれていますか?)。

ちなみに手土産に鹿児島空港で売っていた霧島神話豚カレーを買っていきました。

その後、湘南鎌倉病院に移動してER・総合内科の合同カンファレンスに出席させて頂きました。
最初は総合内科からの症例呈示でしたが、病歴や身体所見で深いディスカッションをしており、「さすがだな~」と感心しました。
続いて私から「私が鹿屋で内科医をしている理由」という講演をさせて頂きました。
このブログにも時々コメントをして頂いている”古都の斬り込み隊長”さんからの依頼で実現したお話しでした。
総合内科の症例呈示の後で少し気が引けましたが、私がこれまでやって来た事や思い入れを30分ほどお話ししました。

 

 

blog20090613-4 その後、ER、総合内科の若い先生達と懇親会があり、楽しい時間を過ごしました。
高いレベルを目指して頑張っている若く熱い先生達と遅くまで話が出来、元気をもらいました。
そんな姿勢の先生達が集っている湘南鎌倉病院はこれからも伸び続けるでしょう。

ちなみに翌朝は早朝ランニングに出かけました。
アップダウンの激しい鎌倉は気持ちが良かったです。
写真は人気のない鶴岡八幡宮です。



病院見学実習生21・22

2009年6月12日
病院見学実習生21・22
教育管理部 臼井之枝

病院見学実習に学生さんが来られました。

まずは、6月7日~11日まで1名の学生さんが来られました。
日曜の、日直から実習でした。
blog20090613-1 全てが初めて見るものばかりだったようです。
1日目は、外科の前田先生、女医さんについて外科病棟見学。
そして、名古屋から応援の木村先生から救急についてレクチャーを受けました。
最後は、内科カンファに参加、難しかったようです・・・
夕方の勉強会は、シミュレーターを使用して行いました。
シミュレーターを出すと、医局の先生方が沢山集まり大盛況!
教育担当副院長の利光先生も、特別指導をしてくれました。

2日目は、整形病棟や内科病棟など色々と病棟見学。
病院見学が初めてだったので難しかったかな??
3日目は、訪問診療に同行しました。
外科の手術見学もして、無事に終了しました。

blog20090613-2 6月10日1日の病院見学実習に1名の学生さんが来てくれました。
1日のみでしたので、バタバタと手術に入りました。
といっても、私が送迎に出る予定でしたので、院内案内も出来ないまま外科手術へ。
2件ありましたが、1件だけ入り終了。
内科を中心に見たいと希望を聞いていたのですが、外科手術に入るスケジュールを立ててしまいました!
その後、内科の堤先生と合流して内科病棟を実習しました。
救急を見学したいとの要望でしたが結局、救急外来に降りることがありませんでした。
申し訳ありません・・・
内科カンファレンスまで参加して、6時くらいに終了しました。

1日ではまだまだ見られないところが沢山あったと思います。
次回、またお時間がありましたら是非、お越しいただけましたら嬉しいです。

田村先生のブログにもありましたが、1週間で5名の学生さんが見学に来てくれました。
後、1名の学生さんは後日、ブログアップさせていただきます。
研修医が外病院に行き、寂しくなるなぁと思っていましたが、沢山の学生さんが来てくれたおかげで寂しさはどこかに行ってしまいました!

夏休みも沢山学生さんが来てくれるといいなと思っています。



春の珍事!?

2009年6月11日
春の珍事!?
研修委員長 田村幸大

例年、見学の学生さんは春休みや夏休みなどの長い休みにたくさん来られます。
それが今週は5人もの学生さんが実習に来られます。

さて徳洲会グループ全体の見学学生数の一覧が出ました。
当院は4月・5月の2ヶ月間で17名の実習生を受け入れました。

これは徳洲会グループ37研修病院の中で湘南鎌倉(56名)、千葉西(25名)、宇治(20名)、茅ヶ崎(19名)、札幌東(18名)、湘南厚木(18名)に続く、7番目に多い数字でした。
まるでパリーグで楽天が首位を走り続けているかのような違和感すら覚えます。

陸の孤島にある当院は、説明会で学生さんに声をかけてもろくに話を聴いてもらう事さえ出来ずにいたにも関わらず、何が起ったのでしょうか?

採用試験の時に学生さんから当院を志望した理由を聴くとよく言われる事があります。
1.雰囲気の良さ
2.内科や外科など基本となる診療科の指導をきちんと受ける事が出来る
3.救急から在宅まで一貫して患者さんを診る事が出来る

以下、私なりの解説をします。

1.雰囲気の良さ
これは色々な診療科の医師が学生さんの面倒をよく見てくれるという事です。例えば内科を回っている実習生に、外科の医師が「処置をするけど見に来ない」と声をかけてくれたり、時間が空いて休んでいたら循環器の医師がレクチャーをしてくれたりという事が”非常に教育熱心な病院”という印象に繋がるようです。
またコメディカルをよく褒めてもらっています。学生さんが手技をやると当然説明しながらになり、時間が余計にかかりますが、それに協力をしてもらえたという経験が非常に印象に残るようです。
以前、朝礼の時に私が話しましたが、学生さんは仮免のドライバー、研修医は若葉マークのドライバーです。運転に慣れているドライバーの中には邪魔に思う人もいます。しかし、当院では仮免や若葉マークのドライバーをあおる人がいないのです。早く流れに乗って運転が出来るよう、協力してくれるのです。どんなベテランも昔は新人だったという事を忘れずにいてくれるのでしょう。
この良い雰囲気は一部の医師が頑張ったところで簡単に作る事が出来るものではありません。

2.内科や外科など基本となる診療科の指導をしっかり受ける事が出来る
多くの学生さんからよく言われます。基本をしっかり勉強してから応用(専門)の勉強に入りたいという声が非常に多く、基本的な領域の指導を十分に受ける事が出来ない病院は、その時点で選択から外れるようです。

3.救急から在宅まで一貫して患者さんを診る事が出来る
地域で一番多くの救急を受ける一方で、救急で担当した患者さんをそのまま入院、外来・在宅まで診る事が出来る。大病院になると分業制になり、その部分が十分に出来なくなるので、患者さんを一貫して診る事が出来る当院で研修を受けたいという学生さんが何名かいらっしゃいました。

以上の理由の中に特定の医師の名前を挙げる学生さんがほとんどいなかった事を嬉しく思いました。
なぜなら研修は一部の医師だけで出来るものでは無いからです。
当院の研修医募集のパンフレットに「研修に必要なものは四つしかありません。たくさんの患者さん、熱心な指導医、研修を支えてくれるコメディカル、そして一生懸命な研修医です。」と私は書きました。
2年間の研修で特定の医師からのみ指導を受け続けることは出来ません。ローテーションで色々な診療科を回りますし、当直でも色々な指導医と組みます。研修医の診察や手技にじっくり付き合ってもらえるコメディカルの存在も大切です。指導する方も総力戦で臨まなければならない訳です。
特定の医師の名前が挙がらないという事はその総力戦を認めてもらえているという事です。
一部の医師の力だけで研修医を集めていれば、いつか続かなくなります。一部の医師に頼っていては5年後も10年後も確実に研修医を育てる事が出来る病院にはなれません。志を同じくして頑張ってくれる研修医を育て、5年後も10年後も良い研修が出来る病院として存在し続けなければなりません。

今回の事を”春の珍事”で終わらせないよう、そしてたくさんの学生さんが「一度は見てみたい」という病院になれるよう、これからも総力戦で頑張ります!



病院見学実習生⑳

2009年6月11日
病院見学実習生⑳
教育管理部 臼井之枝

バトンタッチされ、教育管理部の臼井です!
学生さんが、6月7日~10日まで来られていました。
2回目です!!
blog20090612-1 前回は、あまりブログでご紹介できなかったので今回は、沢山紹介したいと思います!

日曜に到着され、食事を取りすぐに活動!
日直の先生、内科部長の田村先生と一緒に病棟や外来見学を半日しました。

 

 

 

 

blog20090612-2 月曜は、ICU回診から。
毎週1回全科でICU回診をします。
前回は、この回診には参加できなかったので今回参加できて良かったです。

午前中は、整形外科外来から見学。
予定時間をオーバーしての見学でした。
整形外科の前田先生から色々なことを教えてもらったようでした。

お昼ごはんを食べないまま、外科へ。
外科医長の奥田先生と外科病棟へ。少し空き時間があったので、救急について、名古屋から応援の木村先生からレクチャーを受けました。

blog20090612-3 そして、内科。
内科カンファレンスに参加し、終了・・・・
しかし、シミュレーターでの勉強会を準備していたので参加しました。
あっという間に人だかり!
3名の学生さんが来ていたので、周りの先生達も沢山集まってきました。
どうだったかな?納得行くまで出来たでしょうか?

 

 

blog20090612-4 二日目は、循環器科へ。
前回、有馬先生についていたので、今回も!
勉強出来たかな?
お昼からは、整形外科の手術見学。
何だかバタバタしながら、内科へ合流。
内科の堤先生と一緒に、内科病棟→カンファレンスへ。

3日目は、田村先生の外来見学で終了。
バタバタ?した3日間でした。
本当にお疲れ様でした。
またまた、鹿屋でお待ちしていますので是非、お越しくださいね。



2009-06-11

病院見学実習生より一言

2009年6月10日
病院見学実習生より一言
病院見学実習生

2回目の実習です。前回お邪魔したときは、臼井さんが僕の実習の様子を少ししかとりあげてくれなかったので、今回は自分でupします。

鹿屋の街のことを少々。病院実習の様子は、今度こそ臼井さんがバッチリ書いてくれるはず!!! ですよね、臼井さん。

早朝ランニングをしました。自分の足でまわると、街の様子が良くわかります。
鹿屋の街って、意外と栄えていることがわかりました。旧道沿い、バイパス沿いにはCoCo壱番屋とか牛角とかリンガーハットなど、食べる店も結構ありました。UNICLOもあったしTSUTAYAもGEOもあって、お店はそれなりにそろってました。
洋服の青山もありました。が、大隅鹿屋病院の内科でネクタイを締めて勤務されているのは田村先生だけのようなので、ここでは必要なさそうですね。(って、本当か?)

すぐ近くに県民健康プラザと名の、トレーニングジムもあって プールもあって 温泉もあるという素敵な施設もありました。筋トレ好きの僕としては、ヨダレが出そうな施設です。

あと、僕の大好きなBOOK OFFもありました。(君は清水邦明か!!) ただ残念なことにたった1店舗しかない (Oh My Goodっっっっ!)。人口10万人の鹿屋市に1店舗。これでいいのか、鹿屋市。もっと頑張れ Book Off。せめて、売り場面積を2倍にしてくれ!!

セレブな人、シティーボーイには厳しそうですが、一般市民を自覚する人が住むには問題なさそうな街ですね。

【まとめ】
要は、早朝ランニングは気持ちが良いと言うことですね (何のこっちゃ!?)

blog20090610-3 こんなしょーもない内容ですまんせん。実のある内容は臼井さんに任せまぷ。すぐにupされるはず。臼井さん、バトンは繋ぎましたよ!!

【今日の一言】
大隅鹿屋病院で勤務する際は、スーツはレンタルで良い!



病院見学実習生⑲

2009年6月10日
病院見学実習生⑲
教育管理部 臼井之枝

6月8日、9日、二日間病院見学実習にお越し頂きました。

大隅鹿屋病院の循環器内科の有馬先生の知り合いの方でした。
1日目の午前中は、内科を見学しました。
病棟など、色々なことが見学できたでしょうか?
お昼からは、循環器内科。
しかし、担当の先生の患者さんの検査が長引き・・・
急遽、救急についてのレクチャーを、名古屋から応援に来られていた木村先生から受けました。
勉強になったかな??
循環器内科の辻先生が、バタバタしながら医局にお迎えに来てくれて、無事に循環器内科見学へ!
夕方は、内科カンファレンスに合流して1日目終了。
の、予定でしたが・・・・
シミュレーターを使用して、お勉強会をすることになりました。
中心静脈ラインをとる練習、縫合、挿管と沢山、勉強できたでしょうか?

blog20090610-1 blog20090610-2

2日目は、内科の3年次の吉田先生と内科病棟見学。
昨日とまた違う先生に患者さんに、色々と教えて頂けたかな?
お昼からは、外科医長の奥田先生。
病棟の患者さんを回り、沢山、先生とお話が出来たでしょうか?
夕方は、救急が入り、それを見学。
そして、2日間の見学実習が終了です。

2日間、いかがでしたでしょうか?
また、お越しくださいね!



2009-06-07

地域医療研修~真の自分の力とは?~

2009年6月7日
地域医療研修~真の自分の力とは?~
研修委員長 田村幸大

4日は長崎大学の研修説明会で、徳洲会グループ全体の説明を含めて、たくさんしゃべりました。
5日は長崎⇒鹿児島、鹿児島⇒徳之島と飛行機で移動して徳之島徳洲会病院に行きました。

blog20090607-001 6月初めから2年次の有留先生が徳之島に行っており観察してきました。
前任の江口先生から引き継いだ患者さんを中心に多くの患者さんを担当しておりました。困っている症例を中心に診てきましたが、カルテもしっかり記載しており頑張っている様子でした。
振り返りレポートもしっかり記載していました。
どうも勤務初日は患者さんの急変から始まったようです。
鹿屋に居た時のすぐに上級医にコンサルト出来る環境は恵まれていたと振り返りが書かれていました。

 

 

 

 

blog20090607-002 鹿屋に居た時も頑張っていましたが、やはり背水の陣で臨まなければならない環境はひと味違います。「ここで自分が頑張らなければ」という場面もありますし、「頑張って良かった」と思う場面もあります。大変な状況の中でどこまで頑張ることが出来るかを経験する事にもなります。指導医としても指導の結果を評価される他流試合という意味で研修医の様子が気になるところです。

順調に仕事をこなしている事を確認して、私がフォローしていた複雑な病態の患者さんの入院を有留先生にお願いしてきました。きっと有留先生ならこれまでに習った事を思い出しながら一つ一つ問題を解決してくれることでしょう。

 

 

 

blog20090607-003 ちなみに6日の朝に早起きして海沿いを1時間くらい走りました。南の島ですが朝早い時間は涼しく、気持ちよく走ることが出来ました。途中で朝焼けの綺麗な海が見えたので写真を撮ったので、一緒に掲載します。



研修説明会

2009年6月6日
研修説明会
教育管理部 臼井之枝

6月4日(木)長崎大学の説明会、6月5日(金)熊本大学の説明会に行ってきました。

長崎大学の説明会は、出身大学でもある、大隅鹿屋病院の研修委員長、田村先生が参加されました。
グループ全体の説明も、田村先生が行いました。blog20090606-1
と言っても、私は会場の外だったので聞けませんでした。
しかし、大隅鹿屋病院のプレゼンの時だけは会場に入り写真をバッチリ撮りました。

田村先生のスーパードクターがアピール出来ていて、とても良かったです。
そんな事言ったら、同じ病院だからでしょう?と思われるかもしれませんが。

 

 

blog20090606-2 6月5日は、熊本大学の説明会。
外科の田口先生が参加してくれました。
大勢の学生さんが集まって、大盛況でした。
しかし、なぜか大隅鹿屋病院のプレゼンがパソコンに入っていません。
事前に、田口先生から確認をされていましたが・・・・
急遽、先生がご自分で作成されたプレゼン資料を使いました。
聞いている私も、「いいなぁ」と思える素晴らしいプレゼンでした!
またまたそんな事言ったら、同じ病院だからでしょう?と思われますね。

二つの大学とも、とても学生さんとお話が出来てよかったです。
夏休みは、また沢山の学生さんが来てくれるといいです!

また、臨床研修修了2期生の城戸先生にも会ってきました!
とても元気そうで、1児のパパにもなっていて幸せそうでした。

説明会に参加して下さる先生方は、仕事の調整をして学生さんとお話をしてくれます。
また、参加してくれる先生方が留守の間、患者さんを見てくれている先生方にも感謝しています。
病院の活性に繋がるように、みんなで努力していますので、是非、そんな医局を沢山の学生さんに見ていただきたいと思います。



2009-06-04

おすすめの本2

2009年6月3日
おすすめの本2
研修委員長 田村幸大

28日 鹿児島市内で鹿児島県の研修指定病院の会議
29日 鳥取大学の研修説明会
30日 東京で講習会
31日 当直
1日 山口大学の研修説明会
という流れで出張が続いています。
その出張の移動中によく本を読んでいます。
最近は出張が多いので1ヶ月で15冊位の本を読んでいます。

1年前に読んだ本ですが、「チームプレイ」という観点から印象に残っている本があるので、紹介させて頂きます。

サッカー好きの方なら知らない人はいないであろう中村俊輔が書いた本です。
日本人初の欧州リーグでMVPを獲得したプレイヤーです。

不遇の時も味わいつつ、そのような中でどのような哲学を持って、環境を克服したのかが克明に書かれています。
華々しいスター選手であっても、泥臭いほどの努力をして、強い気持ちを持って日々過ごしている事が分かります。
そして、チームプレイが必要なのは医療現場でも同じです。「監督」を「院長」と読みかえたら、監督の采配でチームが動くのも、院長や看護部長の采配で病院が動くのも同じです。そのような中で自分に期待されている役割を理解する事も大切な事が分かります。

読み終わった時にやる気が出て、元気になる本です。

印象に残った文章を抜き出しました。
私の感じたことを、⇒の後に書きました。

「察知力」
中村俊輔
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=300371

「敗戦から得るものはない」と言う人もいるかもしれない。でも僕は、負けても得るものはあると考えている。

中3になった僕は自分が試合に出られることがうれしくて、自分のやりたいプレーばかりをやっていた。いい気になっていたんだよね。個人技ばかりで、チームのサッカーを考えていなかった。

足りないことを認知して、それを補うための工夫をすること。今与えられた環境のなかで、何をなすべきかを察知できない選手は激しい競争のなかでは生き残れない。
中3のとき、ふてくされた僕になにも言わなかったコーチは、「自分で知ること」を僕に教えようとしてくれたんだと、今はわかる。

書くという作業をすることで、自分の気持ちや考えを整理できる。それを繰り返すうちに、自分のことを客観的に見つめることができるようにもなった。ノートを書くことで落ち着けるし、過去の自分の歩みが綴られているから、時間が経ってからそれを読むと、いろんなことを再発見できる。
⇒当院でやり始めた「振り返りレポート」は、こんな意味があったのですね。

ちょっと遠回りすることになっても、目標を忘れなければ、いつかそこへたどり着けると僕は信じている。

たくさんの引き出しがあると、自分を信じることができるから、相手が誰でどんな場面だろうと、妙なプレッシャーを感じることはない。
いろんなことを経験して、引き出しを増やし、幹を太くしたい。
ある監督の求めるサッカーでは、ポジションがあり、得意なプレーで活躍できても、新しいクラブ、新しい監督、新しいチームメイト、新しいサッカーのなかでは、何もできない・・・というのは、イヤだから。そして、どんな対戦相手とであっても、”戦える”という気持ちでピッチに立ちたいから。
⇒どんなに経験を重ねても、いつまでも勉強して引き出しを増やす努力を続けて行かなければなりません。新しいクラブ=新しい病院、どんな対戦相手=どんな疾患と読みかえると医療現場に当てはめる事が出来ます。

思うようにうまくいかないことがあっても、誰かを悪者にして、終わらせるのではなくて、未来の糧にしなくちゃいけない。ただ気持ちを切り替えただけでは、苦しんだこと、悔しかった思いも無駄になってしまう。
⇒失敗の原因を自分に求める事はなかなか出来る事ではありませんが、それをしないと次につながらないという事なのでしょう。失敗の原因を時代のせいにしたり、他人のせいにしたりする事の方が楽ですから、簡単な事ではありませんね。

新しい環境に馴染む努力をしないのなら、環境を変えた意味がない。たとえそれが修行のような毎日であっても。修行を経たからこそ、成長できるのだ。
早く新しい環境に馴染み、自分を認めてもらい、課せられた課題をクリアーし、評価を得て、また新しい課題に取り組む。その作業をうまく運ぶために最初にしなくてはいけないのは、新しい環境を受け入れること。それが新しい環境で挑戦するということだ。
⇒新しい環境に移った時、まずはそこの色に染まる事。そこで評価を受けなければ、次のチャンスはめぐって来ない。

他人を妬んでいる人は、伸びない。自分の足りない力を分析せずに、他人を妬んでいても意味がないのだ。
⇒妬む暇があったら努力せよという事ですね。

慣れないポジションで起用されたときは、監督がなぜ自分をそこへ起用したのかを察知し、そのうえで、そのポジションを自分の色に染める。

今の自分にできることを、手を抜くことなくやった、という実感を持てる毎日を過ごすこと。簡単そうに見えて、これが難しい。なぜなら人には甘えがあるから。

オシムさんが選んだのは、攻撃だけできる選手や守備だけできる選手ではなく、あらゆる仕事を厭わない選手だ。



嬉しい出来事

2009年6月2日
嬉しい出来事
教育管理部 臼井之枝

出張と事務仕事に追われる毎日です・・・
出張から戻ると嬉しい事がありました。

いつものように、病院に戻り、まずはメールチェック!から入ります。
すると、春に実習に来られた看護大学の学生さんからメールが来ていました。
しかも、綺麗な桜の写真付きです!
「疲れたー、何も出来ない・・・」と思いながら帰ってきて、とても嬉しかったです。
綺麗な写真を見て、疲れも吹っ飛びました!!!!
本当に、嬉しかったので学生さんに連絡をして、ブログで紹介して良いか許可をもらいました!ご紹介します。

私は無事に4年生になり、来週から養護実習(保健室の先生になるための実習です)、その後、地域実習(こちらは保健師になるための実習)を控えており、いささか緊張しています。
blog20090604-1 でも、どちらかといえばワクワク楽しみといった気持ちの方が強いです。
さて、今日は4月に送れなかった桜の写真をプレゼントします♪
添付した桜は【御衣黄(ギョイコウ)】という桜で、花びらが黄緑色をしているなんとも珍しい桜です!
花びらが緑の桜って聞くと、あまり綺麗でないイメージを持つかもしれませんが、写真のようにとてもきれいでした。
九州の鹿屋の皆さんにも見てもらいたいと思い、メールさせていただいた次第です。
添付の写真はもう散る間際でしたので、少しピンクがかっているのですが、最盛期は本当に黄緑をしているみたいです。

臼井さん、相変わらずお忙しい毎日をお送りかと思いますが(←ブログ楽しく見させてもらってます^^)、どうかお体に気をつけて。皆様にもよろしくお伝えください☆

実習時もそうでしたが、本当に素敵な学生さんです!
こんな形で、連絡が来ると嬉しくてブログで紹介したくなりました。
実は、このブログも見てくれていて、本当に何もかも嬉しいことばかりです。
この仕事をしていて本当に良かったと思える瞬間でした。
本当にありがとうございまさいた。