2009-05-29

2年目になって!

2009年5月29日
2年目になって!
2年次研修医 有留大海

お久しぶりのブログです。2年目になりました有留です。
現在、2か月の内科研修を終えて島へ行く準備でばたばたしております。

2年目の内科研修は、午前診の枠をもらったり、透析の勉強をさせてもらったりと、1年目の時とはまた違って新しいことをいろいろ覚えることができて有意義な時間でした。この2か月を大きな問題なく終えられたことは、徳之島への離島研修をひかえる僕にとって、1つの自信になりました。と、同時に知れば知るほど、もっと勉強しないと!という内科の奥深さを思い知った2か月でもありました。

また、大きな出来事として、5月からクリニカルクラークシップの学生さんが1か月間実習に来てくれて、僕がそのプチ指導医的な形で1か月指導をさせていただきました。今までも実習に来てくれた学生さんがついて指導することはありましたが、やはり2、3日つけて教えるのと1か月自分につくのとでは全く違いました。教えることの難しさをあらためて実感し、指導医であった劉先生の睡眠指導がどれだけ絶妙だったか、奥田先生のドラえもんのように何でも資料の出てくるパソコンがいかにすごかったかというのを思い知り、尊敬しなおした次第です。振り返りレポートの上級医の欄にコメントするのは何だかこっぱずかしい気もしましたが、学生さんが日々何かを学んでくれているのを感じ取ることができて、とても楽しくなってくるんですね。やっぱり振り返りレポートはつづけていくべきだと思いました。
適当なことは教えられないし、答えられないとかっこ悪いので教える立場になると勉強しますね。この間、勉強する気あります!という僕の発言を、田村教授は「ふーん」と受け流しておられましたが、レポートを出していないだけで勉強はぼちぼちしていますよ!この場を借りて釈明させていただきます。ちゃんとレポートも出します。僕はこう見えてやる時はやる男なのです。

そんなこんなで毎日を過ごしているうちに、来週から離島研修という時期になってしまいました。多くの方々から激励の言葉をいただき、毎日のように送別会をしていただいて本当に温かい病院だなぁと思いました。正直、自分の病院を離れるということに多少の不安はありますが、これまで学んだことをフルに出し切ればきっと乗り越えられる、ここでの研修は外に出ても十分通用すると、ここでの研修内容と自分を信じています。外病院に出ても、大隅鹿屋の名に恥じぬよう頑張って、7か月後、必ずや人間として医師として大きくなって帰ってきますので、病院関係者のみなさんその時は「君誰だっけ?」などと言わず、毎日のようにお帰り会をしてくださいね。それではアディオス!



4 件のコメント:

  1. 教育管理部 臼井2009年5月30日 6:56

    有留先生、久しぶりのブログですね!
    2ヶ月の内科研修ご苦労様でした。大変、充実した2ヶ月だったようですね。
    クリニカルクラークシップの学生さんの指導や病院見学実習の学生さんの指導など、大変、忙しい2ヶ月だったですね。
    来月からは、離島研修で徳之島ですね。
    鹿屋は寂しくなりますが、徳之島で頑張って下さいね。

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  2. 臼井さんとも今日でしばらくお別れですね。寂しいですか?明日から徳之島です。7ヵ月後を楽しみに待っていてください!
    しかし、あれだけブログブログとリクエストがあったわりにはコメントもつかないですね・・・読んでいらっしゃるのでしょうか?

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  3. 都会の研修委員長2009年5月30日 18:07

    7ヶ月も病院を留守にするのは辛いですね。でもその期間鹿屋を離れる事は色々な意味で先生を大きくするでしょう!大きくなった(本当に身体が横に大きくなる人もいますが)先生に合えるのを楽しみにしています。
    長くなるので書きませんが、必ず将来の役に立つはずです!がんばりましょう!
    コメントがつかないのは寂しいですが、コメントを期待して記事を書くのは好ましくありませんよ〜。良い事をしてあげても感謝の言葉をもらえるとは限りません。脳梗塞のtPAも確かNNTは20程度だったと思います。20回ブログを書いてコメントを1回もらえれば良いぐらいに思いましょう!
    コメントを書いてくれた人の20倍以上の人が読んでくれているはずですし。
    感謝の言葉を期待して良い事をするのではなく、良い事をしたいから行いましょう。

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  4. 研修委員長 田村幸大2009年5月31日 11:31

    有留先生
    ��ヶ月間、お疲れ様でした。
    英語では"See one,do one,teach one."という格言がありますね。
    日本語でも太平洋戦争時の連合艦隊司令長官:山本五十六の言葉として「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ。」があります。
    この2ヶ月間、実際に先生が"do one"を経験したり、"teach one"を経験したりした事が1年次の内科研修とは大きな違いだったと思います。「1年で大きく成長したな」と嬉しく思いながら眺めていました。
    徳之島に行ってからも頑張って下さい。と言っても6月5日、6日で応援に行きますけど、、。

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