2009-03-03

私の病状報告その2

2009年3月2日

私の病状報告その2

研修委員長 田村幸大


突如、副咽頭間隙腫瘍が見つかり、まさに「青天の霹靂」という心境でしたが、25日にPET検査も受け、
ある程度の方向性が決まったためご報告させて頂きます。

ちなみにその1は以下をご参照下さい。

"http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2009/02/post_158.php">
http://202.133.118.29/trainee_doctor/archives/2009/02/post_158.php


PET検査の結果もあわせて、ほぼ良性腫瘍で間違いないという結論に至りました。


とは言っても、手術をしなければならない事には変わりありません。

3週間ほど前に、突然左顎関節の激痛、顔面の感覚消失、難聴まで生じましたが、腫瘍内に出血してしまった事が原因だったようです。
この時は1週間ほど痛みのために寝る事もままならず、食事も経管栄養食を1日3回飲んでいました。
貴重な食事を差し入れて頂いた3西病棟や栄養科の皆さんありがとうございました。睡眠不足や低栄養から口内炎が多発し、「泣きっ面に蜂」
という状態でした。今は出血が吸収されてきたのか、顎の痛みは無くなり、難聴も改善しました。顔面の感覚は消失したままですが、
日常生活には支障ありません。元気に仕事もしています。当直もしています。

そんな訳で「この調子なら手術しなくても良いのでは?」と思ってみたりもしましたが、周囲から「医者の発言とは思えない」
と即座に却下されました。


悪性の可能性が否定的となり、あまり急がなくても良くなったため、医師が増える4月以降に手術を受ける予定としました。


という訳で入院するまでのあと1~2ヶ月間は元気に仕事をしますので、皆様よろしくお願い致します。

大きな検査はおおよそ終わりましたが、術前検査や2週間毎の定期受診等で時々不在となります。

ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。



3 件のコメント:

  1. 都会の研修委員長2009年3月3日 5:00

    お疲れ様です。良性と分かって良かったですね!
    こちらの医局でも先生のことをみんな心配していました。
    来週末こちらに講義に来て頂けると言う事で、楽しみにしています!

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  2. 田村教授。
    悪性が否定され安心しました。
    とは言え、手術には数値では表現されない基礎体力が大事だと思います。
    恐らく教授は日頃走っておられるので術前検査で引っかかるのは起床障害くらいだと思われますが、無理をせず手術に備えてください。

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  3. 第一内科教授 田村幸大2009年3月3日 8:33

    有馬先生
    起床障害で手術が延期にならないように、夜更かしはやめるようにします。起床障害予防のために当直もやめた方が良いでしょうか?

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